ディーン・ボーエン展をみる2025年09月28日

 八王子市夢美術館に行くのは初めてだ。八王子駅を下りて、歩いて15分くらい。ビルの中の1フロアだ。
 ディーン・ボーエンはオーストラリアで活動する60代の画家。この展覧会には、版画、水彩画、油絵、彫刻など、さまざまな作品が集められている。
 ポスターを見るととてもシンプルな絵のように見える。実物を見てみると、それぞれ素材感を活かした複雑な描き方になっている。それでいて全体的なシンプル感を失わない。彫刻に関しても同じような特徴がある。カワセミの羽やウォンバット毛並みは、思わず触ってみたくなる。
 入場料800円というところもありがたい。こういうところに補助をたくさんするのが文化だよね。

初バレエ2024年06月16日

わたしの前の列にいた小学生くらいの女の子が、幕が開くと身を乗り出して見ていた。気持ちはわかるわぁ。
 東京バレエ団「ロミオとジュリエット」に行ってきた。
 初バレエ。初東京文化会館大ホールでもある。
 わたしたちの世代にとっては、少女コミックを通してバレエの世界に親しんできた。でも、いつからか縁遠くなって、実際にバレエを見るまでこんなに時間が経ってしまった。
 オーケストラが調弦を始め、指揮者が出てきて演奏が始まるとわくわくしてしまう。舞台の幕が開いて、最初は遠いなあと思ったけれど、徐々に引き込まれていったのか、そういうところは気にならなくなった。
 美しいという部分より、アクロバティックな動きに、どうしても目がいってしまう。あの動きができるようになるには、どんな身体をつくって、どれほど訓練するのだろうなどと考えてしまった。
 機会があれば、また見てみたいなあと思って帰ってきた。

萩原英雄記念室に行く2023年08月19日

ミュージアムショップで買うと、ちゃんと袋に入れてくれる。
 吉祥寺美術館に行った。ここは2度目だ。
 前は「浜口陽三記念室」を見に行った。
 今回は、浜口陽三に加えて、もうひとつの記念室「萩原英雄記念室」も見てこようと思った。
 浜口も萩原も版画だが、一方はメゾチント、他方は木版と技法が違う。
 今回初めて見た萩原英雄のイソップ絵噺は、黒と色の対比が鮮やかだった。木版という原始的とも思えるやり方なのに、今見ても鮮やかな色として残っている。
 もし機会があれば、同じ作家の「三十六富士」も見てみたい。