上毛かるたの本2021年01月01日 14:17

絵柄も当時のまま。「ちからあわせる200万」は、わたしの頃は「160万」。人口増えたのね。
 『「上毛かるた」で見つける群馬のすがた』っていう本を買った。
 タイトル通り、上毛かるた一枚一枚が見開きで紹介されている。
 たとえば、「に=にほんで最初の冨岡製糸」っていうところには、生糸産業や富岡製糸場についてのウンチクが出ているわけだ。
 A4版96ページ、全ページカラーで、定価が362円。安い!っと思ったら、発行が群馬県。
 上毛かるたが、全国でどれだけ有名か無名か知らないが、わたしたちは小学校で習った。
 小学校では競技会もある。だから、群馬の子は自然に覚える。
 大人になってわかったが、こうした郷土かるたって、どこでもあるってものじゃないみたい。
 群馬って、温泉くらいしか自慢できるものがないし、文化的には・・・うーん・・・ワタシ的に推せるものがない。
 そのなかで、上毛かるたはいいのかもね。消極的群馬自慢。

柿を食べて思い出すこと(2)2020年11月03日 16:14

柿の実が見えたら、あなたも柿好き。
 小学校のとき、授業で「詩を書く」という時間があった。テーマは、「好きな食べ物」。
 わたしは柿のことを書いた。
 きみ子ちゃんは梨のことだった。それはこんな話だった。
 ・・・うちでは、家族みんな梨が好きです。だから、お母さんがむいていると、次々とつまみ食いに行って、剥き終わる頃にはほとんどなくなってい ます・・・
 行儀悪い家だな、そんなことうちでやったら、お母さんからすごく叱られるって思った。
 それに、「これが詩っていうものなの」とも。
 あれから何十年も経っているのに、柿を食べると、きみ子ちゃんの詩を思い出す。
 柿をむきながら、途中でわたしもいくつか食べてしまう。
 「好き」ってそういうことなんだろう。
 きみ子ちゃんは、梨のことじゃなくて「好き」のことを書いたんだなと、いまは思う。

柿を食べて思い出すこと(1)2020年10月26日 23:46

秋の色
 今年はじめての柿を買ってきた。柿は大好き。カリカリッと硬いのがいい。
 ただ、スーパーで柿を買ってくるということに、なかなかなじめない。
 わたしにとって、柿は買って食べるものではなかったからだ。
 実家の庭には柿の木が2本あったし、近所にもあちこちにあった。
 秋になると、そこから取って食べるのは当たり前だったし、近所におすそ分けしたり、されたりする。
 就職して一人暮らしを始めて、スーパーで柿を見たときは、「これって売ってるんだ」と思った。
 東京育ちの人に言っても、この気持ち、わかってもらえない。
 実家から送ってくることもあるが、いまはだいたいスーパーで買ってる。
 でも、皮を剥いてかじると、「買って食べるもんじゃないな」っていつも思う。